長年愛され続ける薪ストーブのスタイル。重厚感のあるどっしりとした佇まいが温かさと同時に安心感を与えてくれる。
タイル張りの土間スペースにどっしりと佇む『DOVRE/760WD』。
現代のクラシックスタイルの薪ストーブは重厚感のある外観はそのままに、
燃焼時の炎が綺麗に映える大きいガラス面を持ち合わせてるタイプが多い。
クラシックスタイルの横長な長方形である本体の形に合わせてガラスも横幅が広くつい床に寝転んで炎を眺めたくなってしまう。
この『DOVRE/760WD』は空気の調整レバーが一つで使い勝手がいいため幅広い人が火の扱いを楽しむことができる。右サイドに扉があるため薪の追加が行いやすかったり、薪ストーブ本体内部の部品が工具なしで容易に分解できるためメンテナンスしやすいのも特徴。
レンガ調に仕上げられた壁とストーブを際立たせる白いタイルの炉台に置かれた『NESTORMARTIN/S43』。
NESTORMARTINの中でも長年愛されているモデル、クラシカルな雰囲気とシンプルなスクエア型のデザインが飽きがくることなく長年人気な理由。
外観だけでなく、鋼板製の高気密な燃焼室を鋳物の外板を組み合わせた構造により高い気密性を生み出している。また、オプションで選べるBトップと呼ばれるアダプターを天板にとりつけることにより通常の鋳物面の天板より高温にすることが可能なため素早くお湯を沸かせたり、料理の幅も広げることができる。
建築のデザインや時代の進化に合わせて生み出されたスタイリッシュなフォルムが様々なシーンにマッチする。
土間スペースに同系色で仕上げられた塗り壁のシンプルな空間にマッチするデザインの『Charlton&Jenrick/PV5W』。
薪ストーブ先進国であるイギリスで厳しい環境基準のEcodesign readyを取得しており、環境に配慮しながら省エネで高い熱効率を誇る。
モダンタイプの特徴である大きいガラス面、薪を燃やして暖をとる以外にも炎がガラス面いっぱいに見えるとつい時間を忘れて見入ってしまう。
PV5Wはログボックスのサイズが選べるため設置する場所や生活する環境にあわせて高さを調整することが可能なのも魅力の一つ。
家のコーナースペースにコンパクトに収まっている次世代ストーブ『HETA/inspire45H』。
コンパクトが故に薪の入る量は少なくパワーも大型ストーブに比べると抑えられているが現代の高気密、高断熱な住宅に住んでいる方にとってはベストなサイズ。
メンテナンスに行った際にお施主様へ冬場の過ごし方を聞くと「薪ストーブに火を入れて一度部屋が温まってしまえば熱の逃げが少ないためこのストーブで充分快適に過ごせている」とのこと。
住宅の大きさや性能によって薪ストーブの機種選びも変わってくるが、一世帯で住むようなコンパクトで高気密な住宅を選ぶ際には、少量の薪で効率よく熱がとれる薪ストーブもおすすめ。