道具とながく付き合うー斧【Helko-HERITAGE】

 

ストーブユーザーの皆様、薪作りははかどってますでしょうか?

 

薪作りの際に必要になる斧、チェンソーなどの道具が故障してしまった場合でも

部品交換などの修理を行えば、ながく使うことができます

 

 

 

今回はドイツで有名な【Helko】社の斧のクサビ補修修理を行いました

 

斧を使ってく中で多い修理が、柄の根元がダメージを受けての交換と

クサビ等が書けたりして頭の刃に緩みが出てしまうケースです

 

今回はクサビが一部破損したものの修理となります

 

 

まずは既存打ち込まれてる木製のクサビをはずし

新しいものに交換します

 

ついていたクサビを外した際にできた隙間には

細かい木片を押し込みボンドも入れて隙間がなくなるようにします

 

ボンドが固まったら上部の飛び出してる部分をカット

 

その後、丸型の金物クサビを打ち込みます

平たい金物やすりより、丸型の方が360°木を押し広げてくれるのでより締まりがよくなります

 

 

左の写真が丸型のクサビを打ち込んだ後です

 

最後の仕上げに、上部と根本の部分に

木材が痩せて隙間ができるのを防止するために

ボンドやコーキング等を塗ると効果的です

 

様々な道具は日々使う中で少しづつダメージを受けて変化していきます

 

斧であれば柄が折れたり頭の刃が抜けてしまう

そうなる前に異変があればすぐに修理をしましょう

 

チェーンソーや薪割機などのエンジンを使用する道具も

定期的なメンテナンスを行うことにより

長い期間、活躍してくれます

 

 

長く愛用する薪ストーブと同じように

薪作りをする道具にも愛情を注ぎ、大切にながくお使い頂きたいものです

 

 

 

Y.Arikawa