亥の月亥の日と薪ストーブ

皆さまこんにちは!もつ鍋がおいしい寒さになり、いろんなレシピを試している今日この頃。

クリスマスのCMや装飾も増え、少しずつ2023年の終わりが近づいてきているのを実感します。

 

さて本題へ。皆さま、亥の月亥の日ってご存知ですか?

薪ストーブを始め、火を扱う方にはぜひ知っていただきたい特別な日です。

 

亥の月は旧暦で10月を差し、現代で言うと11月になります。亥の日はその年によって異なるのですが、2023年の今年は11月13日になります。

 

この「亥」は水に強いため、火伏せの神様とも考えられてきました。このことから亥の月亥の日に暖房器具を使うと火災にならないと言われてきたそうです。また同じく亥の月亥の日は子だくさんのイノシシにあやかり、子孫繁栄や無病息災を祈るという収穫祭を開く風習もあったとのこと。火伏せの神様に向けてご挨拶を兼ねて、お供えものをするんですね。「亥の子餅」といった、イノシシの子どもの形をしたお菓子を食べるのが定番なんだそうです。

 

以上のことからアリュメール群馬では毎年亥の月亥の日に火入れをするようにしています。

 

いつも薪ストーブの上に、社長が塩やお米などを準備してくれたものをお供えするのですが、今年は「亥の子餅」を仲間入りさせたかったため、お店で作ってみました~!

中身はこしあんとクルミとかぼちゃの種。秋を感じるラインナップ。

 

白玉粉にあんこと黒ゴマを入れて、イノシシカラーっぽくなるようにして求肥を作りました!

餡を包んで熱したフォークで焼き印をつけてます~。

 

味もなかなかおいしくできました!

お供えを移動して、スタッフ皆で一斉に着火。

 

火をともす前に、手を合わせてお祈りをしました。今年もご安全に!

 

火は心も体もあったかくなりますね。

 

ぜひ皆さまも来年は亥の月亥の日に、薪ストーブを使い出してみてください!(もちろん薪ストーブ以外も!)

 

それでは本日ものんびりと営業中です~。

yukiko