6月、梅仕事日和。

 6月に入って早1週間。前橋店のあるTOWANOBAでは爽やかな風が吹き、樹々が涼しげな影を作ってくれています。

今日は朝からスタッフが梅もぎに精を出し、さっそく梅仕事に取り掛かりました。

もいできた梅のヘタを、ひとつひとつ外していきます。

外さなくてもいいのかな?外すとどう違うんだろう?など、素朴な疑問を交わしながら、手を動かします。ヘタの部分は窪みになっていて、水やほこりが残りやすいからでしょうか。

TOWANOBAの梅は肥料も消毒もしておらず、ぷっくりとふくよかな姿がとても美味しそうでした。

きれいに洗って水けを取り、しばらく乾かしてから瓶に詰めていきます。砂糖は、きび砂糖を使いました。コーヒースタンドでお出ししている焼き菓子にも使っているのですが、甘みが柔らかでコクがあるように感じます。梅との相性はどうだろう?今から仕上がりが楽しみです。

昨年の10月から始まったTOWANOBAプロジェクト。少しずつですが形になってきています。自分たちの手でできることは自分たちの手で、考えたり工夫したりしながら進めています。時にはうまく事が運ばないこともありますが、それもこれからの私たちの暮らしの糧となると考えています。

TOWANOBAのオープンデイから半年が経ちました。ちょっと時間がかかる場所ではありますが、ぜひ足を運んでいただき、ゆっくりとした時間を過ごしていただけたらと思っています。

N.Takahashi