ストーブメンテナンスや設置工事で県内外、色々な地域に伺っているとその地域の特色が知れてきます。
ここはリンゴが特産か。こっちは梨か。とんかつ街道・フルーツ街道なんてものがあるのか、など。
赤城南面から昭和村に向かうと、そこには広大なコンニャクイモの畑が広がっています。
これからの季節、コンニャクイモの旬ですもんね。コンビニおでんが待ち遠しいです。
コンニャクイモの葉茎って独特なサイズ感だと思いませんか?
茎は太く真っすぐ伸び、その先端には青々とした葉をこれでもかと携え、まるで大樹のような堂々たるビジュアル。だけど小さい。
見上げる程の背丈がありそうなビジュアルなのに。
なんとも不思議な気分になります。
ムーミントロールが想像よりずっと小さい生き物だと知った時の感覚に似ています。

今日はコンニャクイモにフィーチャーした話を。
最近読んだニュースで興味深いものがあったのでご紹介します。
『認知症予防 効果に期待 コンニャクイモの不要部からサプリ』
桐生に拠点を構える群馬大学発のベンチャー企業が、コンニャクイモを製粉する際に不要物となる飛子(とびこ)から抽出した「スフィンゴ脂質」を配合したサプリを開発している。
この「スフィンゴ脂質」は脳内で発見されたが、長く、働きが分からない謎の物質だった為、古代エジプトのスフィンクスに例えられて命名されたとの事です。
アルツハイマー型認知症の原因物質を減少させる可能性があると期待されているそうです。
命名理由がなんとも可笑しいですが、工夫次第で無駄になる物なんて無いのですね!
植物の持つ可能性はまだまだ計り知れないです!
そういえばこちらの板橋教授(群大副学長)、どこか聞き覚えがあるなと思っていたら「サンゴライト」の入浴剤を開発していた方でした。
高い保湿性やアトピー性皮膚炎の改善効果が期待できるとの事。
道の駅まえばし赤城にある、まえばし赤城の湯でサンゴライトの風呂に入れるそうですよ!
先のブログで書いた痒みにも効きますでしょうか?
機会があれば入ってみたいと思います!
y.nakano