シーズン前に煙突の点検を

 

10月に入りお店に来店される方も増え始めて

展示機のストーブに火を入れてみてもらう機会も増えました。

 

先日2日間かけて煙突の入れ替え工事を行ってきましたので

どのような工事の内容だったかについてお話したいと思います。

 

初めにご相談の連絡を頂いたのは今年の2月頃

『煙突の上のフタがずれている』

そのような問い合わせがあり、至急伺った方が良い状況と判断して

次の日には状況の確認にお伺いしました。すると下の写真のように、、、

 

 

お客様のおっしゃっていた通り本当にチムニーに

かぶさっているフタがずれていたのです。

 

これでは雨が降ったら室内がびしょ濡れになってしまうため

その場で屋根に上がり、補修可能かの状況を確認致しました。

 

すると、かぶせてあるフタが直接下地の木材に釘で止められており

30年近くたち雨水が釘づたいに侵食して下地を腐れていたため

釘が浮いて抑えることが出来なくなっておりました。

 

その際に煙道の中を確認したところ煙突を固定する金具もついてなく

煙道内は黒く煤だらけになっていたため煙道火災が起きたか、

煙突が途中で外れてしまっている可能性が高いと判断し

お客様には煙突の交換をご提案致しました。

 

 

そして実際に工事に入り、煙突を外していってみると

トップの写真のように煙道内で煙突が外れておりました。

 

煙道内の見えないところのため当然お客様も煙突が外れていることに

気づけるはずもなく、しばらくそのまま使い続けていたと考えると

今まで火災につながらなくてよかったの一言です。

 

中古物件を購入した際に薪ストーブがついており、

そのストーブが使えるかなどのご相談も年々増えております。

使い始める前に不安に思う点がございましたらお気軽にご相談下さい。

 

Y.Arikawa